11/23/2005

#8 湖を越えろ

「飢えなきゃ」勝てない/ただし あんなDioなんかより/ずっとずっと もっと気高く 「飢え」なくては!

はー。自分内名言帳にひとつ追加。こんな言葉はいつだってタイムリーです、もうがつんときて、痺れましたよ。今月はおもしろかった!
前回ちょっとペースとか焦点がばらけたというか、無理やり収束の感があったのですが、今月は全編に渡って、「スピード」と「言葉」のとても幸福な関係をみました。二倍味わった気分です。
連載が始まったときにも思ったけど、7部の面白さは正面きって1×1の関係をつっこんで描いてることで、ここにきてぐっと厚く・熱くなったように思います。踏みとどまる人、視る人、言葉を探す人、のジョニィがすごくいいですね。でもそのジョニィをスタートさせたのはジャイロなんですよね。こうやって関係性が動くと、それ以前を想起してとてもおもしろいです。つねにリードする人であったジャイロはここにきておもしろくなってきましたね! ジョニィの目線によるDio、も良いです。過去物語とか、恐竜の大暴れとか、一回はさんでみごとに回収されたってかんじです。
コミックスの表紙は主人公二人のツーショット(敢えてつっこまないけど構図はやたらアツアツだと思う)が三冊続いていますが、そういう今までにないことにも象徴されている感じです。
ところでホット・パンツを穿いてないホット・パンツさん(人の名前じゃない…)は今まで以上に変態度が期待できそうです。もはや正統派変態という感じがします。7部はイケメン率が高いと前に書いたけどリボン率はもっと高いと思う。

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

11/02/2005

#7 ディエゴ・ブランドー④(簡略版)

すいません…今更という感じですが、そして最近とみに気持の状態がおちつかないため、
簡略版でいかせていただきます。
なんだか感想が述べにくい回だったし。大体余所様でいわれていることと同じになるとおもいますが。

展開が早かったなぁというか、どこに照準を合わせていいのかというか、最初ちょっと混乱しました。
60ページの使い方がたとえば前回すごく鮮やかだったから対照的です。
もちろんそれはオオカミとかカタツムリとかにまさって恐竜顔を直視できないわたしにも非はあるんでしょうが。

とりあえず、今回もジョニィの(まわりにくらべて)異様に安定した現状認識力に愛しさを覚えました。
しかしDIOの振り方はよかったと思います。単純な予想を覆す展開です。
だからこそ、フェルディナンド博士(見た目も中身も、今までありそうでなかった面白いキャラクターだったのに)はもうちょっとひっぱって使えたのでは…ともったいない気がしました。
しかし噛ませ犬で小物でも無駄にイケメンなのは7部の特徴なのでしょうか(笑。ポーク・パイ・ハットがひっぱるとは全然思わなかっただけにこの人はあと一回くらいいけたのではないか。

そしてレース!レースだってことは忘れてなかったですけど(笑)もったいないなぁ、こんなに一気に戻さなくても。
あーもったいないー。こうなったら二次で書きますよー(笑
でもイケメンさん「着外」って何? リタイアですか?

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

09/23/2005

#6 「ディエゴ・ブランドー ③」

GO! ジョニィ GOッ!

が今週の合言葉になりそうな勢いでした(笑
さて、やはりわたしはエリナの手を思い出したのでしたが、今度は桁が違うのだ、
氷水じゃなくて煮えるシチューなのね。

と思ってエリナを反照に置いて考えてみたら色々と面白かった…。
いや、手だけなんだけど、きっかけは。

ジョニィ→ジャイロ→今回のディオと過去物語の流れがきて思ったけれど。
こういう情調(言葉があまり適切ではないけど)って7部の特徴だと思っていて、
やはり一部のそれを彷彿とさせる。でもそこから世界は確かに一巡しているのだ。という感じ。
なんかこう、掲載誌も変わったことだし言うと、世界も見事に一巡したが、荒木先生も四十路になられ、ついてきた我々読者も大人になっているわけで。
それをこうして見届けてる、というのが嬉しい。
お母さんは産んだ時一回ディオを捨ててる。それがあってこそのあのシーン。

つまりこう、エリナから一巡した(そしてその間現れなかった)ジョジョ的一女性のかたち、なわけだけど。
でも5部とか6部の情調を通過してきてるから、既にこれは「女性」とか「ヒロイン」とかそういうものではくくれないよなあと。
ああやってセクハラされるのは女だけだけどリアクションとして表れる精神はもう男とか女とか関係ないんだな、ジョジョでは、と思った。
何だか色々考えてしまった。61ページ連載素晴らしい。

でも今月は買いにくい表紙だった…。「天上天下」がくるほうがまだ買いやすいよー。
あーゆー表紙だがしかし「忍空」が10年ぶりだかに連載再開とかで、
わたしはそういう漫画がそういえばあったような気もするなあという程度しか記憶がないけれど、
UJはなんだか方向転換をはかっているみたいだ。うん、はかってくれ。
「皇国の守護者」はもはや話が全然わからないがちょっと面白いので読んでるし。

昨日自転車を買いました。そのあと友達に会ったら「もう名前つけた?」と聞かれました。
みんなわかってるなあもう(汗
まだ考案中です。ガンガン走ってますが。一気に世界が広がったよ。これでスーパーでも飲み物系まとめ買いできる!
というか元気があれば会社まで自転車で行けることが判明。

甘甘改装しましたが…食欲の秋ということで…でもわたしは完全に要ダイエットなんだけど…
まめに自炊して太ってしまった。笑えないです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

07/24/2005

#4「ディエゴ・ブランドー」

予告通り俄かにSBR感想を復活してみます。来月は引っ越ししてるかもしれず、またそんなことが出来るかどうかわかりませんが…

表紙についてはもう何も言うまい(笑。しかし殿方の目にも最早思い切りアヤシイというのが何だか胸がすく感じで素直にステキだと思いますよ!)。
でも特にSBRのカラーはターコイズとオレンジとマゼンタの三色を基本に塗られている感があったので、バックが白というのは斬新でよかった。
本文カラーも-A-GOGO!なビタミン満載で久々に来た!とおもった。やっぱりやっぱり絵が上手い。何だかUJ移籍してから凄い待遇だけれども、にしてはカラーのらしからぬ勢い不足?を感じてもいたので。

……「来た!」というのは色のみにあらず。
とくに掲載誌移行なども関係してか、展開が軸から(でも計算ずくだったのだ凄いとか後になって思わされるのではないか、とも。)二転三転してたSBRにはよくもわるくもそこはかとない機軸不在の感がありましたが、そこに既視感もありなおかつ新しい、という安定したハラハラ感が一本ためてためて遅まきに据えられたという感じで。
前回の砂まみれでカッコ悪くて最高なジョニィ・ジョースター中心の展開の次に、今回のオープニング切り替えと内容は流石のセットだという気がします。
ストレートに「7部」と認識していいのだということも途中からわかったわけだけど。7部だけどパラレルワールドだからやっぱりそれまでとは軸をズラしているんだろう、と、わたしはむしろ好意的にとらえています、DIOがあんなだけど(笑)。アブドゥルとかシュトロハイムもその名前出してきて見事な使い捨てだったしねえ。いやむしろDIOだからここまで弄るんだよねえ、1部から6部まで思い返すと血の気も引くくらいに面白い(笑
そのあたりの画期的なズラしには期待大です。わたしは徐倫の造形が主人公としては(そして6部に至るまでのラインの流れつくところとして考えても)相当完璧だと思っていたのですが、まだまだ攻められるようですよ主人公としての「ジョジョ」の造形は。

だけどアオリが相変わらず普通すぎてとりあえず笑ってみるけど凍っちゃうのはわたしだけなのでしょうか…?

…ところで(関係ないけど広告がはいってたから…というかあのポスターは怖くて開けないんですけど…)BRONZE再開だそうで…いつ止まったかどこで止まってるのかも正確に知らないけど実は既刊は「絶愛1989」(1989だよ!)から全部持ってるんですよね…ハハ…いや怖ろしい。さすがに引っ越す前に処分しなきゃなとおもってたら再開…ええ出たら買いますよ、それは…

こんなこと書いてますが超頑張って(当社能力比)試験問題をつくってます。「どうせ辞めると思って」とは絶対に言われたくないですから。
明日から二泊でYMCA関係某所で青少年プログラムに参加しなければなりません…なりませんというのは不謹慎ですが、今の状態だと正直大勢の初対面の中に入るのはかなり疲れそうです。大体うちの教会から誰かというところで、某国の教会からご一行を迎えての交流プログラムだというので、某国に留学したことがあるというだけでわたしが…この後手後手なわたしが派遣されることになってしまったのですが、もはやこういう企画でも完全に年かさ組でそれとなく色々先んじなければいけないのかと思うと大変気が重いのです。行ってくれというときには某語がどうこうとばかりいわれたけど、行ってみれば集団なんだから某語じゃなくて英語をしゃべることになるんだろうと思うと余計に…
語弊を恐れずにいえば、こんな現代において特に若い人の信仰の強さと視野の広さというのはときどき結構微妙な関係にあるもので、そんなあたりでも肩が凝ったらいやだなと思ったりします。いやいやプラスに捉え返さなければね。わたしどんな顔してどんな話するのだろう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

04/02/2005

おしらせ【SBR】

当ブログでは、いつも「シビれあこがれ」ております漫画家荒木飛呂彦先生の、「スティール・ボール・ラン」の感想・考察を同時におこなっておりましたが、何だか日常日記とごちゃまぜになってしまったのと、休載→掲載誌移行にともない、SBR日記自体の別ブログへの移行を検討しております。作業完了自体ご案内予定です。すみません。

ダイヤルアップじゃなきゃさっさとできるのになー。
過去ログの移行とかもよくわかっていなくて…しかしJJNに登録していただいているので、たいへん申し訳ないです。
連載再開で静かに盛り上がっているんですけどね。荒木ワールドの喝のない日常なんて。
新掲載誌にはじつはちょっとひるみましたが(笑)買わなきゃ読めないってんなら買いますよ!

あー初仕事の日が迫ります。結局はじまってみないとわかんない!とあんまり準備もしておらず。
次のノルマにかんしては一号ずらしていただけないか編集部にきけないだろうかとか考え出す始末です。
いや考えるまでもなく草鞋3足なんてとても無理だったね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

11/10/2004

「スティール・ボール・ラン」3・4巻同時発売ッ

4日に発売されていました。もちろんその日に買いました。でもこのくらいの日にちを置いたほうが冷静に感想書けていいかな(笑
内容の感想はリアルタイムでUPしていましたので、主に表紙の感想になります。
表紙の感想なんてあまり述べたことないですが。
でもこれはッ。

書店で見たとき何だか先ず息をのんでしまいました。
ジョジョって、3部の終わりくらいからあの独特の強烈な個性とか(いい意味ですけれどね)エグ味とかと、絵の上手さが並んできて凌駕しそうになっていたけど、それでもその上手さはやはり強烈さの方へ縒り合わされていたという気がするんですが、
SBRは1・2巻の時も思ったけれど、今回は特に、何かもうそういう韜晦とか意識的なバイアスとかがなくて、もうただ絵が上手い。ストレートに上手い。何かのけぞってしまう。
加えて3・4巻はとてもデザイン性が(これも直球で)高いです。わたしは確か2nd.stageが始まった時のカラーで「SBRターコイズ」とか勝手に名づけてた気がしますが、話の内容とも相まってこの空の色、青の突き抜けた濃さはひとつの特徴でしょうし、この魅力的な色で塗られた余白がすごく生きるんですよね。背景ベタ塗りなのにその余白が抜け出てきてもう一つのロールを持っているんですよね。
そうしてその感じにとてもクラシックなものを想起しました。
わたしは別館ジョジョサイトのプロフのところでジャイロとジョニィというコンビについて、たしか「無限のクラシックにして永遠のアヴァンギャルド」と書いたんですが、SBRのカラーイラストについてもそれはすごく感じます。
想起って、1920年代くらいまでのヨーロッパのデザインとか、それが日本の70年代にリヴァイバルしてたあの感じです。原色で塗る余白の使い方とか、前景の人物が鮮やかな一色で影になるところとか(3巻イケメンさん)、切れ目が入って三方に流れるマントとその裏地の強調(4巻)とかにです。でもそれはあくまでもあの荒木絵であって、アヴァンギャルドなのです。
…ああ自分で書いててよくわかんなくなってきた。人物もどんどん綺麗になってきて、何かこんなに直球勝負で上手くっていいんでしょうかね?でも途中のサーヴィスカットとかを見ていても描き手がそれを志向して楽しんでいる感じがありますね?
ところで4巻の表紙の構図は大昔のハリウッドのヒーロー映画のポスターですよね(笑。こんなこと思ったのはわたしだけじゃないと思うんだけどな)。仁王立ちのマッチョなイケメンヒーローとその片脚にすがりついてるドレスとか裂けちゃってるヒロインと、バックは何かよくわからないけど燃え上がってる、みたいなやつ。それをねぇ。こういう男二人のコンビでこんなふうにクールなパロディにしてしまうんだものね。さすが飛呂彦!(1部ディオの取り巻きの声で。

ええ。4巻表紙については女子としてはもちろん思いっきりたくさん言うことはございますよ。でもここではやりませんので別館に飛んでください(笑。そのうちやります。

…次回はo-zoneですきっと…今もかかってます。

| | Comments (1) | TrackBack (0)
|

10/19/2004

#23 「山岳地帯の追撃」

タイトルもここまでくると…絶対に荒木先生がつけていないと思いますが、アオリとセットでもはや笑うしかない。
6部が懐かしいです…(「プリズナー・オヴ・ラブ」とかはタイトルだけで胸が衝かれるようでしたわよ。わたしあれ歌えますよ。そんな人きっとほかにいないよ(笑)

わたしはジョジョワールド(SBRも含めてこう呼んでいいのでしょう)を愛しているし、
これは相方ゆずりさんの超名言だと思ってますが、「ファンなので一番新しいのが一番好き」ですが、
それを前提として、今回、展開にはうーーーーん、と首を捻ってしまいました。
やはり奇妙なほど定石のような。ブンブーンの次だから敵がこんなに小物なのかな。
絵と構図はすごくカッコ良かったですけれど…

コンビは相変わらずいい感じです。女子的にも。絆が更に練られてきましたね。
今更それかい、というか、あなた思いっきり逆のこと言ってるわよ、というジャイロの「お前なんか邪魔なんだ」宣言に、
ものすごく冷静なジョニィの反論が素敵でした。この人やっぱりこういうところが面白い。妙に普通の人だったりするのよね。

で、次はいつなのでしょう? 明記なし? それが一番悲しかったかもしれません。

……で。
以下別の漫画の話で失礼します。

ま、松田さ――――――ん!!
ああ、よかった。そして、素敵でした。あらためて自分が松田さんを好きだったことを槌で殴られたように思い知りました。
Lも色々楽しくて良かった。もうわたしのデスノワールドは月一色というわけでもないのかもしれない。
以上頭悪くて失礼いたしました。(笑。まぁ、メジャージャンルだから、ということで。

下手な絵も描く元気がありません。……

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

10/11/2004

#22 「砂漠の猛爆」

祝再開。そしてッ、
祝・イケメンさん生存!!
わかってたけど。ほっとしました。そればかりか今回もよく喋ってて解説者兼司令塔状態。出てきたときはまさかここまで中核に食い込んでくるとは思わず、諸要素的には趣味ストライクなキャラクターではないのだけれども、…さすがに気になってきました。
wieder.sbr
本当は「アゴがちぎれてるイケメンさん」が描きたかったけど諦めました。アゴちぎれててもイケメン。素敵。ジョジョのイケメンはそうでなきゃあいかんよ。

展開ですが、ちょっと定石のような気も…まだ、わからないですけれど。
オエコモバは何だかたいしたことのない敵みたいで、能力はスゴイにしてもね、ちょっと拍子抜けしました。
何かジョジョのキャラって、どうも使う比喩表現で器の大きさが分かるような気がしていて。
「闇金融」がどうとか言ってる時点でこの人はやっぱりたいしたことないのかしらと思ってしまった。
ゲスならゲスでズッケェロくらいの比喩を使えよ(とてもここに書けない)。この人は小物だがこの下品な比喩の印象だけやたら強い。ズッケェロといえばもちろんあのときのブチャラティのブッ飛んでる比喩だよ(違う方向でやっぱりここに書けない)。

カラーのジャイロがすんごい若く見えてびっくりしてしまいました。ジョルノ?!と思ってしまった。しかも花柄!!桜?!
どうもこの人は段々若返ってきているような。いや年相応になってきているのか。まだ25歳でしたね。
そしてジョニィが段々大人っぽい顔立ちになってきている気がして(今回も活躍してないけど)目が離せません。何か色々巻き添えを食いながら車椅子乗ったり落ちたり車椅子壊れただろ、と思ったらまた乗ってたりして、そういうのが異常に気になってしまう(笑。二人は車椅子を調達にいっていたのでホテルにいなかった…ということでしょうかね?

ところで今一番気になっているのは「ゾンビ馬」で。
仗助とかジョルノとかFFとか、…で、こんどは、「ゾンビ馬」?!
ぜひしゃべったりしてほしいです。「あくまで応急処置なんですから、文句言わないでくださいよ」とか。


| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

08/25/2004

#21 「中継地点」

山奥ワークキャンプから帰還しました。相当草臥れてますがSBRはふらふらしながらしっかり立ち読みしました。
いつもの倍時間かかったかも。っていうか鎌使ってたから筋肉痛で文字が打てないよ。
明日の朝はもうゼミ合宿に発たねばならず、駄絵は描けませんでした、そして働いてない頭で恐縮なのですが、でもリズムだからね、というわけで、走り書き感想。

前回の過去語りで読み手としてはしっかり2週間持たせられましたが、
続きがまだありそうで、しかし来ないかも、と思っていたので嬉しかったです。
ジャイロはこの旅立ち時点からほとんど時間経っていないと思われるので25歳でしょうね。
それでもジャンプの主人公としてはかなり年かさですが、自分と近いじゃんか、と思うとかなりイメージの修正が入って刺激的でした。もっと年かと思ってたので。
前髪の有無と帽子で随分ヴィジュアルが違う(笑)いや、ヴィジュアルだけじゃなくて対外ポーズも違う。時間差なしなので、やはりこの人の内側の機構の問題として面白いです。
ジャイロが「誇り」について語る部分は前も書きましたがブチャラティや、アナスイの名言を彷彿とさせました。

しかしですね。
これは裏返せば、いや自家用的本音を言えば、それだけ書かれていないところへの想像(妄想)が許されるわけなので嬉しいことは嬉しいのですが、
何かディテイルやつなぎの部分があまりにもすっとばされているような印象も受けました。
「中継地点」というタイトルからわたしはどうしても三人の邂逅がちょっとは出るかと思ってたよ。
いきなり中継地点(これってどう考えても件の「水場」ではないので、かれら3人がすごしたであろう野営の時間も飛んでいることになりますね)の街に、しかも一位グループとして泊まっているらしいし、そうした宿泊などの日常生活を考えると一々ジョニィが気になってしまうし(馬つないでありましたね。そうすると一々要介護じゃないとなにもできませんよね)。
と、まあ書くには書くのですが、荒木先生のこと、こうした進行は計算ずくの構造の一部、なんだろうなと期待しています。

あと、こう思ったのはわたしだけでしょうか、
「あれっ、生きてたのかミセスロビン…」違う人でしたね。
どうもセカンドステージのゲテモノ敵はヴィジュアル的に一つのパターンで統一されているみたいです。
この人のスタンドはキラークイーンみたいな時限爆弾(サルヴァトール・ダリ風味)のようです。

そして今回は恒例しょぼいアオリが大変衝撃的という、ありえないことになっていました(笑
いやまさか死んでないでしょうイケメンさん。
イケメンさんのセリフ回しがとても面白かったですが、「人の部屋で云々、」というところは、
「で、あなたは? あなたはそれどういう状況なの?」
と素で思ったのはわたしだけでしょうか(笑
面白すぎます。何なんでしょうこの人たち。トリプルルームに泊まってるの? 可笑しいでしょ、想像すると。 「既にッ」仲良しなの?
そしてジャイロとジョニィは二人でどこにいってしまってイケメンさんはなぜ一人で留守番のようにいるの?
しかも荷物三個あってベッドは一つしか見えないし(→以下裏日記へ

何かわたしはダリ時計ニアミスロビンには今回分からはあまり惹かれませんが、
そうした取り残されたというかすっ飛ばされたというかの魅力的すぎるディテールにわくわくさせられました。
フォロー期待します。期待するんですが…ブンブーン一家って本っ当にノーフォローでしたね…
あと「ゾンビ馬」ってネーミングは凄いですよね。「マジですか」って感じに原始の魅力です(笑

ああ、もう寝なきゃ。今日8時間かけて岐阜から帰ってきたのに明日はあずさに乗りますよ。


| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

08/09/2004

#20 ツェペリ一族

根源、というか普遍、というか、とにかくJOJO世界の根底には常にそういったものが厳然としてあること、
を再想起させる内容でした。

運命を知る
13歳ジャイロ。
子供ジャイロ「ヤッベ!」な感じで可愛かったですが、今回はとてもそんなところで盛り上がれない。
イラストもギャグやってるどころではないです。
重要なのは、この後ジャイロがきちんと剣の血を洗い落としたであろうということです。きれいになるまで。

前回にまさか(自分としては)の「スタンド」が来て、何かシーソーの片側が思い切り跳ね上がったかのような印象を受けていました(実際に、ネット上で垣間見る感想では賛否両論のようでしたね。)が、
片や動かせない、守るものであり、同時に乗り越えることのできるものである「運命」がきました。
私は納得しました。
ジャイロの過去が語られるのは早いのかもしれませんが、前回の「スタンド」の衝撃をどっかり支えうる内容は、
むしろ対であるというか、ぴったりここに来るのが正しい、と思えます。
JOJOってスタンドが戦ってるだけの話じゃなかったよね。そうだったよね。という。
何か立ち読みしながら超高速走馬灯のごとく(笑)一部からの流れを想起してしまいました。

苦しみを与えるのではなく取り除くための鉄球。
動かしがたい殺人という仕事の内容そのもの。
そして行為と相反しながら人が人であるゆえに絶対の尊守をしていく、運命と殺人という行為への誠実さ。
そして家族というもの。

凄くいろんなものを思い出します。
仗助と徐倫のところで出てきた名前の解説、
ジョルノはじめ5部メンバーの家庭環境の物語、
「こんな世界とはいえ自分の信じられる道を歩いていたい」というブチャラティの言葉、
しかしこれほどの運命を背負った主人公がこれまでにいただろうか。

剣の血を洗い落とす13歳のジャイロの姿と同じように、
敬虔さ(危うい敬虔さ!)をもって死刑執行を繰り返すジャイロの姿を想起すること。
否、これからせずには読めないでしょう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|